食品関連の工場でアルバイトした感想

チーズで有名なブランドの工場でチーズ作り。コンビニのお惣菜や麺類などの盛り付けていく流れ作業。うどん関連がメインの工場。冷凍、冷蔵の食品を仕分けしたり、種別に箱づめしたりする作業。うどん工場での作業など振り返りました。

当たり前のことなんですが、衛生面、清潔感には厳しいです


複数の食品工場で働いてみて、共通するのは、頭もカバーした完全防備のツナギを着用する。
マスクは当然のこと、爪の長さ、手洗いでも、ブラシを使い爪の中まで洗浄する。髪の毛や、細かなホコリを除去するために、工場の
入室前には、エアーシャワールームみたいのが入口にあり、そこで吹き飛ばしてから入るのが義務づけられています。

今はコロナ渦で、マスク生活も日常で慣れていますが、
働いていた当時は、マスクなどほぼすることもなく、髪の毛が出ないようにネットをして更に帽子。
全身防護の作業着が最初はなんとも不自由に思いました。

うどん作りの最初の工程作業は肉体労働でした


最初に配属された場所が、20キロの粉を投入して、うどんを作る最初の工程だったので、マスクしてるだけで余分にキツイ感じ。

食品工場なので、基本的には寒いのですが、ここの工程では、汗がだらだら・・キツイ。
うどん工場では、最初の粉と水からこねる工程の一部を手伝うのが、力仕事で大変でした。20キロの粉袋を開封して
機械のタイミングにあわせて、投入。

こねられた生地を、取り出して、また違う容器に入れたり、台車にのせたり
また別の機械に投入したりと、手の握力も奪われ手首も常時痛い・・
手首の痛さとのたたかいもあり、とにかくきつかった。

さすがに、やば過ぎて女性にはやらせてない工程。これで他の工程と同じ時給なのがおかしい・・

選別や箱詰め作業、流れてくるスピードについていくのに必死でした

そんな過酷な粉投入の作業も一日中ではなく、お昼過ぎには終わり、こびりついたうどんの粉などそぎ落としたり機械清掃が終わり次第。
箱つめ作業へと流れていきました。

基本的に、手先の器用さもなく、手の遅い自分なので、最初は、ついていくどころかまともに作業できなかった。
先輩達のフォローにより、なんとか成立してる感じでした。

徐々に慣れてはきたものの、とても余裕をもってできる感じではなく、時に怒鳴られたりしながら、やってましたね。
基本手的には、親切な方もいるのですが、配置によっては、やたらとピリピリ感出す、圧の強い人もいて、

東南系の外国人労働者もかなりいて、同胞達では、仲良さそうでした。
うどん工場では、仕事には慣れても、嫌な先輩がちらほら。
気持ちを穏やかに出来る雰囲気の職場ではなかったです。

うどん工場では、終盤の工程で、箱詰め作業。
この箱詰めのために、たとえば、どんどん流れてくる、袋詰めされたうどん(凍っている)を3つ重ねて1セットにしたり
やはり、種類もいくつかあり、ツユを入れたり、油揚げ入れたりと
行き先により、やることも違い、それをまた覚えてないと仕事ができないので

慣れないのと不器用さもあって必死でした。

仕分けをする際も、包んでる袋に破れなど破損がないかと、確認しながらなので、最初の内は、余裕もなく、破れなどを見逃しては
怒られてました。きつかったのは、スピードになかなかついていけなかったのと、基本的に流れてくるうどんは凍っているので
手が異様に冷たくなるところです。

そして、自分は視力が悪く、メガネをかけているのですが、マスクしてるのも手伝ってメガネがすぐにくもります。
作業場所により、移動したり、温度差のある職場でもあったので、くもりまくりでした。
かといって、作業中、メガネをぬぐうタイミングもなく、たとえぬぐっても、またくもるので、メガネ使用してる方は
くもり止めが必須かも。

ロッカーや休憩場所から、作業現場まで距離があるケースは時間に注意


働く食品工場により違いはありましたが、割と、休憩場へ行くのは、時間かかったりしました。
職場に入るのと違って出るのは、手袋を外すくらいで、問題ないのですが、

戻ってきて、入るのに、やはりエアーシャワーやら、入念な手洗いが必須。
更に、職場によってですが、作業用のツナギ服に自分で、
粘着テープのコロコロでホコリを除去、更に自分でコロコロがしづらい背中側や頭部は、誰かに頼んで、やってもらい
その都度サインしてもらわないといけない厳格なルールの会社もありました。

往復の移動距離は仕方ないにしても、その分休憩時間が加算されるわけでもなく

多少は、大目に見てくれてはいましたが

10分ぐらいの休憩など、あっという間なので、休憩場でお茶を飲んでても、あまり休んだ気はしませんでした。

多少現場により、ルールの厳しさは違えど、おおむねルーティンは似通ったものです。
ホコリ、髪の毛など、事前に防げるものはしっかりとする感じです。

まぁ、でも、髪が長ければ束ねるなどして、ツナギ来て帽子をかぶった時に髪の毛が出ないように
爪を短く切ったりなど、普通に対処できることなので、もろもろのルールは慣れだと思います。

どんな職場でも、最初は皆さんの周りの方の名前を覚えようとは、気を配るのですが、
食品工場だと、基本はマスクしての完全防備で目しか見えない・・

身長やら体形も似通ってると、先輩達の区別もつかないこともありました。お昼を一緒に食べることもなく、まともに
顔を見ることがない方ばかり
実際、働きだすと、出勤と退勤時にロッカーで着替えるときぐらいですが、全然名前と顔が一致しませんでしたね・・

自分のつく持ち場により、違いはあれど、基本は立ちっぱなし

力仕事などが含まれるなど、違いはあれど、基本は立ったままの仕事。

隙のない作業着の圧迫感で、食品工場なので、低温で寒い、薄手の手袋ごしに冷たい(凍った)食材を仕分けたり。

手の冷たさ、カラダの冷たさ、立ちっぱなしと環境だけでも中々のハードさです。