今回は、転々としながらも、合計で10年ほど経験のある。定期清掃の仕事を振り返ります。主に、床ワックスなどの定期清掃並びに日常清掃をデパートや飲食店などで経験しました。仕事選びの参考になれば幸いです。
定期清掃はなかなかハードなお仕事でした
自分が、やっていたのは、飲食店の床面の洗浄、ワックス。店舗によっては、トイレ、窓。厨房の換気扇周り。
エアコンのフィルター清掃など。
今回は、定期清掃の仕事のきつさを深堀していきます。
まずは、出勤してから、車へモップやら、掃除機やら、必要な仕事道具を積み込む。
その後、作業する店舗などへ移動。
車が横付けできるお店や、駐車場もあるお店なら恵まれている方。
中には、駐車場もなく、とりあえず道具おろしのためいに横付けしたいけど、
立地的に不可なお店も少なくない。
店からできるだけ近いパーキングにとめて、繁華街の雑踏のなか、店へ向かいます。
特に、道具やらワックスなど荷物を両手にかかえて、店にたどり着くのも重労働。
中でも、ポリッシャーは強烈に重い。台車はついてるのですが、段差や階段は手上げが必須。
エレベーターのない現場は結構や地獄です・・
そして、だいたいは、お店の営業が終わってからの作業になります。
預かっていた、セキュリティーカードや鍵などで店舗を開けて、仕事スタート。
簡単そうなモップや掃除機の扱いも、プロ的な使い方があり、なれるだけでも大変。
慣れないモップ作業で、手に豆をつくったりで、筋肉痛にもなり、想像以上に、きつかったです。
机や荷物など移動して、ポリッシャー床洗浄のあとに、ワックスがけ
基本的には、移動できる、机やいす、荷物などはどかして、作業します。
わからなくなると元に戻せないので、まずは写真を撮ります。
動かせない、例えば、床に固定された椅子や机などを除き全てのものを移動します。
そして、椅子を固定式の机にあげたり、固定式の机でなければ、またそれも寄せていったり
机の上にはメニューやお箸、調味料などもあったりするので、それも、戻しやすいように配慮しながら移動します。
広いお店だと、机や椅子など、たいがい一度では出来ないので、片側によせたり、場合によっては、屋外にだしたりします。
まずは、この机などの移動だけでも、相当疲れますね。
ある居酒屋の長テーブルなど、とんでもなく重くてやばかったりもします。
重くてやばいと思ったら、無理せずに二人であげたほうが絶対に良いです。
ひとしきり、移動が終わったら、
その後、ポリッシャーがけ、洗浄して、バキューム、水モップがけ、乾いたらワックス。
この辺の一連の流れを手分けしてやってきます。
特別、難しいわけではない、一連の作業ですが、何年もやってるベテランの方達と、自分では作業スピードに差がありすぎて、
最初の内は全ての作業において、付いていくのに必死でした。
まずは、次に何をやるかわかってないと動けないので、流れをつかみながら
目の前のことをこなしていく。モップがけや、ワックス塗りなど、単純そうにみえて、塗りむらなにならないように。
どこから塗り始めて、どこに逃げていけばいいかなど、
どうすれば、無駄なく効率良く作業がすすむかを考えながらやるのですが、仕事場によっては
変わった間取りになってたりで、経験しながら覚える感じです。
色々と注意すべき点も少なくない上に、机や椅子の移動だけでも汗だくになることもあり、引っ越し作業など
に比べれば、ましかと思いますが、楽な作業ではないです。
最初は、流れもよく把握できずにとまどうも、徐々にではあるがなれてきた
定期清掃の床洗浄ワックスがけは、色々ある定期清掃の中でも、動く範囲が広く、体力使います。
なれてくると、次に何をやるのか、何を準備するのかなどもわかってきます。
例えば、ポリッシャーの洗浄液がもうすぐなくなりそうなら、用意してあげる・・
コンセントはどこからとると、動線的に良いのかなど・・段々とわかってきました。
徐々になれてくると、ポリッシャーを扱わせてもらえたりしました。
見た目は簡単そうに見えるも、中々パワフルな機会です。
ポリッシャー扱うのは力ではないのですが、最初は、腕が筋肉痛でパンパンになりましたね。
なれると、片手でも振り回されずに安定して使えます。
場合によっては、スプレーを腰にさして、酷い汚れのところにかけたり、伸ばしたコードも自分で巻き取りながらの片手操縦
パワーのあるポリッシャーを回すので、最初は、危険すぎるだろう・・そんな大変なこと出来るのか?
と思うも、そこは数こなしてなれるしかないですね。逆に慣れるにつれポリッシャーは面白いです。
ビルクリーニング技能士の資格は難しいのか?
自分の場合、平成24年に、当時アルバイトで働いていた会社の方のススメもあって、ビルクリーニング技能士の資格を取得しました。(会社が一部負担)
結論から言うと、筆記は独学でもなんとかなりそうでしたが、実技がちょっと経験した位では、無理。
どこかで、試験対策用の練習をさせてくれる、スペースか、会社などの協力で実技の模擬テストを繰り返し練習するのがいいかと思います。
最初の模擬テストでは、ほとんどの方が、多くのミスをしながら、大幅に時間オーバーします。
※ウキペディア参照
単一等級としての最後の技能検定試験が平成28年2月にあり、平成28年4月からは複数等級(1級、2級、3級、基礎1級、基礎2級)となる。 単一等級のビルクリーニング技能士は、1級ビルクリーニング技能士としてみなされる。
ビルクリーニング技能士の資格、実技は練習必須
自分が受験したのは、平成24年なので、単一等級、今で言う1級ビルクリーニング技能士となります。
ビルクリーニングの資格は、学科と実技があり、学科は、教科書などで、勉強でなんとかなりそうと思いましたが、
実技が、なかなか独特なので、自分の場合は、たまたま会社が実技試験と一緒の場を作ってくれていたので、
そこに、会社の受験する人達があつまって、試験前に、タイムを測りながら、かなり練習しました。
練習場には、既に合格されてる、先輩が指導して下さいました。
基本的なことだと思うのですが、モップの使い方から、ポリッシャー、タオルのたたみ方、使い方など
最初になんとなく教わってきたのですが、自己流の悪いクセが付いていたので
改善するのに苦労しました。
ただ、基本に沿って繰り返し練習すると
無駄に疲れにくくなります。スピードがあがる。
タイムも最初は、到底間に合わなかったのが段々と合格レベルのタイムに収まってきました。
練習環境に恵まれたお陰で合格できました(自分の場合は、この環境がなかったら無理)